例)シーメンス TIA ポータル

ここでは、シーメンス TIA ポータルのプロフィネットモジュールに EYE+ XTD を簡単に統合する例を紹介します。

前提条件

始める前に、以下のファイルが既にダウンロードされていることを確認してください。
  • EYE+ XTD のプロフィネット GSDML ファイル(電子データシート)

  • TIA ポータルサンプルコード

これらのファイルは、 プロフィネットダウンロード からダウンロードできます。

必要なファイルをダウンロードしたら、 始める前に に説明されているステップに従ってください。

基本的な統合

まず、TIA サンプルコードをインポートする。

../../../_images/tia_import_sample_1.png

図 225 TIA サンプルコードライブラリをインポートする

../../../_images/tia_import_sample_2.png

図 226 .al16 ファイルを選ぶ

TIA プロジェクトに以下の前提条件をすべてインポートしてください。

../../../_images/tia_install_sample.png

図 227 ライブラリファイルをプロジェクトにドラッグしてください

最後に、インポートした変数を EYE+ XTD の I/O にマッピングします。この際、TIA の EYE+ XTD のデバイス概要に表示されている正しいアドレスを割り当てます。

この例では入力は %I124.0 から、出力は %Q126.0 から始まります。これらのアドレスはプロフィネットネットワーク内の EYE+ XTD の位置によって異なります。

../../../_images/tia_eyeplus_io.png

図 228 EYE+ XTD のデバイスの I/O アドレスに注意してください。

../../../_images/tia_structure_mapping.png

図 229 インポートされた構造体に正しいアドレスをマッピングしてください

ライブラリのファンクションブロックを使用できるようになりました。ファンクションブロックはサンプルで、コントローラの基本的な制御、つまり自動運転を開始したり、コントローラで以前に作成したレシピの最初のパーツを取得することができます。そのためには FB サンプルで udRecipeID をそのレシピの ID に設定し、 boStart を True に設定します。見つかったパーツの座標は reRobotTargetXreRobotTargetYreRobotTargetRz に保存されます。