通信
ページの 通信 から、通信の設定にアクセスします。
ここから、フィールドバス (プラグインが一つの場合)、 TCP/IP 通信 や 外部 の通信インターフェースの設定を変更することができます。設定が、 EYE+ XTD に接続している機器の設定と互換性があることを確認してください。また、同じネットワーク上にある必要があります。
注釈
このページに表示される イーサーネット接続 は、ご使用のコントローラのカバー改訂版によって変わります。

図 132 通信メインページ
フィールドバスモジュールセクション
フィールドバス・モジュールセクションには、オプションのフィールドバス・モジュールに関連する情報を表示しています。このセクションは、フィールドバス・モジュールにプラグインされているときだけに表示されます。

図 133 通信のフィールドバス・モジュールセクション
モジュールタイプとは、モジュールのタイプ(サポートされているフィールドバス・テクノロジーなど)。
イーサーネットポート1とは、イーサーネットポート1に関連する情報( LED の隣)。
イーサーネット・ポート2とは、イーサーネット・ポート2に関連する情報。
その他とは、インストールされた特定のフィールドバス・モジュールに関連する様々なその他の情報( フィールドバスの統合 を参照)。
TCP/IP 通信
TCP/IP 通信セクションでは、TCP/IP 設定と同様に、TCP/IP 通信( 通信 または ロボット はコントローラのカバー改訂版による)に使用されるイーサーネット接続の IP 設定を変更することができます。
TCP/IP 通信で使用可能なポートは、7171、171 と 17171 です。
注釈
コントローラは、3つのポートを同時にリッスンするので、 7171 を選択することを推奨しますが、要件によってはこのリストから他のポートを選択することもできます。

図 134 TCP/IP 通信
通信
通信 ポートは2つの異なる動作に使用できます:
ロボットや PLC と TCP/IP 通信 を通して通信します。
カメラやロボットなどのデバイスを設定、レシピを作成、ダッシュボードを表示をしたい場合は、 EYE+ XTD Studio にアクセスしてください。
通信 ポートの初期設定は、 一般イーサーネット設定 をご覧ください。
この初期設定の IP アドレス範囲がロボット/ PLC の設定と互換性がない場合は、 コントローラの IP アドレスと 通信 ポートのサブネットマスクをロボット/ PLC と同じネットワーク上となるように変更することができます。
重要
EYE+ XTD は新しい設定をするときにネットワークの重複を拒否します。つまり、例えば初期設定の IP アドレスのままマスクを 255.255.0.0 に設定すると、 カメラ のネットワークと重複してしまうために不可能です。
EYE+ XTD を 関接接続 経由で社内ネットワークに接続したい場合は、社内ネットワーク設定に合わせて EYE+ XTD の 通信 ポートの IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイの初期設定を変更する必要があります。
また、DHCP 設定モードを使用することも可能です。DHCP サーバは自動的に IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを EYE+ XTD CONFIG ポートに付与します。
注釈
DHCP サーバから適用された設定を調べるには、どの IP アドレスがリンクされているかを会社の IT 部門に問い合わせる必要があります。
TCP/IP 設定
このセクションでは、異なった行末デリミタを選択することができます。ロボットや PLC によって、この設定が必要になる場合があります。

3種類のオプションが用意されています。
LF(行末のコード)は、特殊文字 LF(例:
\n
、ASCIIコード:0x0A
)ですCR + LF (行末のコード)は、特殊文字 CR + LF(例:
\r\n
、ASCIIコード:0x0D 0x0A
)ですCR (行末のコード)は、特殊文字 CR(例:
\r
、ASCIIコード0x0D
)です
コントローラが使用する初期設定の行末コードは LF です。
注釈
この設定を変更すると、開いていた接続は全て強制的に切断されます。
外部
「ネットワーク」セクションでは、External 1 と External 2 のポートを変更することができます。 External 1 と External 2 のポートの初期設定は、 一般イーサーネット設定 をご覧ください。

図 135 通信の外部セクション
この初期設定では、あなたのコンピュータは 直接接続 経由でだけ接続できることを意味し、コンピュータのポートの IP アドレスは、どのポートを使っているかにより、192.168.10.1、 192.168.1.1.1 または 192.168.1.254 のどちらかでなければなりません。
注釈
External 1 または External 2 に対するゲートウェイの設定はサポートされていません。代わりに 通信 ポートをご使用ください。
重要
EYE+ XTD は新しい設定をするときにネットワークの重複を拒否します。つまり、例えば初期設定の IP アドレスのままマスクを 255.255.0.0 に設定すると、 カメラ のネットワークと重複してしまうために不可能です。