バックアップマネジメント
このページでは、EYE+ XTD 上のシステムバックアップを管理できます。すべてのバックアップ操作には、|コントローラ| に接続された USB ドライブが必要です。
以下の操作が可能です:
接続された USB ドライブに新しいバックアップを 作成 して保存する。
USB ドライブから以前作成したバックアップを 復元 する。
USB ドライブ上に保存された既存のバックアップを 削除 する。
USB ドライブからローカルコンピューターにバックアップを ダウンロード する。
バックアップを作成する
このインターフェースは、システムバックアップを完全に作成することができます。このバックアップでは、すべてのレシピと関連する設定を全て保存できます。例えば:
バックアップを作成方法:
|コントローラ| の2つの USB ポートのいずれかに USB ドライブを接続してください。
ボタンをクリックしてください。ポップアップが手順を案内します。
バックアップを保存する USB ドライブを選んでください。
重要
ドライブが表示されない場合は、次の点を確認してください:
USB ドライブが正しく差し込まれている。
ドライブは NTFS または FAT としてフォーマット化されている(以下の制限事項にご注意ください)。
ドライブが、現在対応していない exFAT としてフォーマット化されている。
警告
バックアップファイルは 4GB を超える場合があります。そのため、ファイルサイズの制限により、FAT 形式 のドライブではバックアップができない可能性があります。NTFS 形式のドライブの使用を強く推奨 します。
USB ドライブを選択したら、
ボタンをクリックして処理を開始してください。完了すると、緑色のバナーでバックアップ成功が確認できます。バックアップファイルは .eyeplusxtd.backup 拡張子で保存されます。注釈
バックアップ処理中はレシピの ID は変わりません。
注釈
データ損失を防ぐため、定期的なシステムのバックアップをおすすめします。
重要
バックアップファイルには、安全な接続のプライベートキーやリモートストレージのパスワードなどの 機密情報 が含まれている可能性があります。確実に保存してください。
重要
リモートストレージ に保存されているレシピも、バックアップされていません。これらのレシピは、必ず別途エクスポートしてください。
重要
|コントローラ| に フィールドバスモジュール が搭載されている場合、この設定値は、バックアップの中に 含まれていません 。

図 177 システムのバックアップ
バックアップを復元する
このセクションでは、作成したバックアップファイルを使ってシステムを復元することができます。
復元方法:
有効なバックアップファイル( .eyeplusxtd.backup )が保存された USB ドライブを、 |コントローラ| の USB ポートのいずれかに挿入してください。
必要なら、
をクリックして利用可能なバックアップのリストをリフレッシュしてください。リストから復元したいバックアップを選択し、 バックアップファイルを復元する 操作の |復元する| のクリックしてください。
確認メッセージが表示されたら選択を確定し、復元処理が完了するまでお待ちください。
重要
バックアップの復元を行うと、EYE+ XTD に保存されている 現在のすべてのレシピおよび設定が上書きされます。バックアップ作成後に行った変更は失われ、元に戻すことはできません。

図 178 システムの復元
追加バックアップ操作
追加操作は、バックアップリストにあります:
バックアップを削除する |削除する| 、選択したバックアップは USB ドライブから完全に削除されます。この操作は元に戻せません。
バックアップをダウンロードする |ダウンロードする| は、選択したバックアップファイルをローカルデバイスにダウンロードできます。これは、バックアップをアーカイブしたり、安全な場所への保存したりするのに便利です。