レシピウィザード
標準のレシピ
A standard recipe is suitable when all parts are presented in a single, consistent orientation. It will return the coordinates of the detected parts, assuming that they face the same way.
注釈
ピッキングエリア内の部品が 複数の配向 にある場合や、 全く異なる部品 を検出したい場合は、マルチモデルレシピ の作成を検討してください。
標準レシピ用のレシピはウィザードは次のステップを含みます:

1. 立ち上げ では、まずは画像取得パラメータを使って画像を取得し、その画像を次のステップで使います。
2.候補の検出 では、ピッキング可能な部品(ワーク)を検出します。
3.候補の選択:(オプション)希望通りでない向きの部品を除外するためのフィルター処理を行います。
4.ピックポイントの学習 では、部品(ワーク)の X とY 座標値を正確に検出します。
5.ピック角度の学習 では、部品(ワーク)の RZ の向きが正確に検出されます。
6. ビジョンの結果 では、ビジョン結果の全体の概要を表示します。
レシピ名は、各ステップで表示されるウィザード上部から設定できます。
注釈
レシピ名は、識別しやすい名称にしてください。レシピ名を指定しない場合は、 EYE+ XTD は初期設定でレシピに My Recipe というレシピ名を付けます。
マルチモデルレシピ
まず、
をクリックし、 マルチモデルレシピ を選択して、新規のマルチモデルレシピをレシピウィザードから作成できます。レシピウィザードでは、特定のパーツ用にレシピを作成するように設計されています。6つのステップに分かれていて、そのうちの3は、モデルごとに1回実行します。

1. 立ち上げ では、まずは画像取得パラメータを使って画像を取得し、その画像を次のステップで使います。
2.候補の検出 では、ピッキング可能な部品(ワーク)を検出します。
3.候補の選択 では、特定のモデルの候補を分類します。
4.ピックポイントの学習 では、部品(ワーク)の X とY 座標値を正確に検出します。
5.ピック角度の学習 では、部品(ワーク)の RZ の向きが正確に検出されます。
6. ビジョンの結果 では、過去に学習したすべてのモデルの結果を、1枚の画像に対して1度に表示します。
マルチモデルレシピを作成する際も、ビジョンステップは標準レシピと同様の手順に従います。各モデルに固有の詳細や設定は、各ステップのドキュメント内にある専用セクションで説明されています。
レシピ名は、各ステップで表示されるウィザード上部から設定できます。
注釈
レシピ名は、識別しやすい名称にしてください。レシピ名を指定しない場合は、 EYE+ XTD は初期設定でレシピに My Recipe というレシピ名を付けます。
注釈
次のモデルに進む前に、現在のモデルのすべてのステップを完了する必要があります。一度モデルが完了したら、下に表示されているモデル名が表示されるセレクタを使用していつでも戻ってくることができます。

図 52 マルチモデルのサイドパネル