3.1 画像取得の設定

図 70 候補の選択 - 画像取得の設定
候補の選択 で使う 画像取得の設定 を必ず設定してください。デフォルトでは前のステップ( 候補の検出 )の設定が適用されます。部品が良い候補か悪い候補か画像で判別しにくい場合は、 "+" ボタンを押して別の画像取得の設定を選んでください。
重要
候補の検出 で使った設定と異なる画像取得の設定を選ぶと、自動運転時に EYE+ XTD が解析を行うたびに追加の画像取得が必要になります。各解析で取得される画像の一覧は 画像取得リスト ( 図 71 )に詳しく記載されています。

図 71 1回の画像解析で取得する画像一覧(本例では2枚)
ヒント
希望する向きの部品だけがある場合でこのステップを省略したいときは、
をクリックしてください。フロントライト
輪郭からでは2個の部品の面(表裏)の違いを検知できない場合に、フロントライトを使用します。フロントライトは、部品の表面にあるすべての特徴(フィーチャー)を強調します。
図 72 では、バックライトの画像では表面か裏面か検知できないが、フロントライトの画像ではその違いが見えます。

図 72 フロントライト(左)とバックライト(右)の画像
注釈
候補の選択に使用されているアルゴリズムは、画像のテクスチャ(質感)に非常に敏感です。このため、このステップでフロントライトを使用することを推奨します。
外付けライト
設置されている場合、 外付けライト は適当品と不適当品の識別を強化するために使用できます。効果は照明の種類や部品の素材・質感によって異なります。